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県:地域づくり推進へ、町固有の観光策を支援 湯浅、古座川に2300万円 /和歌山
県は、地域固有の資源を活用した地域づくりを推進するため、湯浅、古座川両町の観光振興策を支援することを決めた。09年度から始めた「わがまち元気プロジェクト」の一環で、計2300万円を計上している。 湯浅町は、06年に指定された重要伝統的建造物群を生かした「湯浅まちなか・にぎわい復興プロジェクト」。観光客が来ても消費できる仕掛けが弱く経済効果が薄いことから、同町や同町商工会などが受け入れ基盤の整備などを進める。街歩きできるためのトイレの分散配置▽案内所の設置▽自転車の貸し出し▽案内ガイドの充実--のほか、特産のしょうゆや金山寺みそづくりを体験できる工房の開設や特産料理の開発にも力を入れる。09年に3万人だった観光客数を16年に10万人に増やす目標だ。仁坂吉伸知事は「街歩きのためのシステムをきちんと作っていく」と述べた。 古座川町のプロジェクト名は清流の古座川を生かした「古座川版エコツーリズムによる地域産業の創出」。同町や同町ふるさと振興公社などが、減少傾向にある宿泊者数増などを図る。カヌーや舟下り、植栽・間伐体験、滝の音の体感ウオークなど体験型の商品開発などを
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